GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング

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GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング/お客様からのレポート

  • お名前

    M様

  • 都道府県

    宮城県

  • 施工車両

    BNR34

  • 仕様など

  • 施工メニュー

    MoTeC ECU

Automatic translation / From Japanese to English >

I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.

こんなに効果があるとは全く予想していませんでした

2016.01.23

MoTeC装着後の様々な条件でのインプレ

ECUの装着経験は、純正ECU→PowerFC→HKS:FconVpro 4.0→MoTeC:M800です。基本的にはMoTeC前に装着していた○-○○○との比較になります。

納車直後のテスト走行

納車後に一人でいつもセッティング後の試走をしているお店の裏の方の通りで堪能しようと思っていたところ、いきなり工場長が見張り?で同乗。緊張の中、お店を出る。

1速で加速すると、いつもの踏み方をしている筈なのに、回転が上がり過ぎて、クラッチのつなぎがギクシャク…。「あれっ?」。ダラダラと上り坂が真っ直ぐ続く道に入り加速。やはり回転上昇が速く、スルスルと加速していくのにビックリ。工場長に「どう?」って聞かれて、反射的に出た言葉が「普通!」でした。GTRの加速は、低速ギアで普通に発進すると軽自動車に付いていくのがやっとですが、本当にスムーズに加速していくのです。前を走る車にもほんのちょっとのアクセル開度で普通に追走できました。

その後、傾斜のある道を6速で走りましたが、回転数が1,500回転付近でも確実に加速して行きます。これは自分としては本当にビックリでした。低速では、○-○○○も少しだけギクシャクしているところがあったのですが、(とはいえ、純正ECUよりははるかにきめ細かい制御ですが…ハイカムの影響もあると思います)しっかりと1つ1つの爆発が確実に完全燃焼として行われているということがはっきりと感じられました。停車して、坂道発進の際にも、以前よりスムーズに行えていて、低回転での回転変化も瞬時に追従してくる感覚がありました。とにかく「何これ!」という言葉しか出てきませんでした。

高速道路(東北道)

高速道路において、上記のように回転上昇が速いために、合流しやすいのは言うまでもありません。当然踏めば、圧倒的な加速が待っているのですが、以前よりシルキーで回転上昇が本当に速い贅沢な加速感になっていました。東北道はアップダウンがきつく、その中に傾斜のあるカーブもある高速道路ですが、アップダウンにおいて、以前にも○-○○○を導入したときと、エンジン内部洗浄をした際に、やはり負荷が大きい低回転・高ギヤでの上り坂走行を試していたので、今回も同様の場所でやってみました。

案の定、一般道で試したのと同様に、6速でも確実に加速して行くところが○-○○○とちょっと違いました。○-○○○は燃焼は安定していると思うのですが、少し踏み込んでも負荷が大きいと今以上空気は吸えないような感じで、現状の速度を維持する感じなのですが、MoTeCは、同じようにアクセルを踏むと、ドライバーが要求している速度を瞬時に読み取って、それを目指して確実に完全燃焼をしながら到達する感じです。当然6速ギアですので、加速はゆっくりですが、1回1回の燃焼状態が本当によく分かる感じがして、いつもこれをやっています。さらに言ってしまうと、自分が欲しい加速感を「先読みされている」感覚にさえなってしまうほど、レスポンスが良いのです。MoTeCにして一番驚いたのは、この部分でした。

当然、パーシャル域からの再加速も同様に感じられます。○-○○○との明確に分かる一番の違いは、「回転上昇の速さ」と「滑らかさ(シルキーさ)」です。パワーが上がっただけでは?と思われるかも知れませんが、○-○○○のときも今回のMoTeCのときもピークパワーは約540psで同じです。もちろんパワー感の発生速度も上がっているため、結局パワーアップに感じるかも知れませんが、カムを入れて、バルタイを変更し、タービンを交換して、燃料系&点火系の見直しをしてパワーアップをしたときよりも、断然ECUのみを交換してMoTeCにしたときの変化の方が私にとっては衝撃的でした。

どんな状態からも瞬時に加速して、そのエンジン音や排気音にストレスがかかっている感じが全くしないのです。相変わらずのJチューンの甲高い排気音が、200kmぐらい高速を連続走行したあとでも変化なく続いています。実は○-○○○のときには燃料温度の変化もあるとは思うのですが、多走行したあとでは、排気音がそのたびに少しずつ違っていたことから、少し本来の完璧な燃焼からはずれているのかな?と何となく感じる部分があったのですが、MoTeCにしてからは本当にありません。本当に気持ちいい速さです。 

続いて、ギアを落としての高回転域を試してみました。ノーマルのときには、いわゆるRB26サウンドといいますか、ンガァ~~~という音が鳴り響くわけですが、それが良いとずっと思っていたのですが、JにてバルブスプリングをRB26用 Gr.A バルブスプリングに交換していただいたところ、高回転においてもガ~という音が取れて、綺麗に回るような音へと変化していました。ところが、どうしても6,000回転を超えてくると、8,000回転までは普通に回るのですが、5,000回転までのパワー感が薄れると言いますが、俗に言う「伸びなくなる」(持続しているだけだと思いますが…)感覚でした(もちろんノーマルのときとは比べものになりませんが)。

MoTeCにしてみて一番感じたのは、6,000回転付近からレブリミットまでものすごく綺麗に、全くよどみが無く回ると同時に、パワー感も持続しています。もちろん回転上昇は前述の通り速過ぎなので、数回の高回転を経験しただけではよく分からないので、何回も回してみての感想です。特に、サーキットを走る方には、目に見えてエンジンが変わりますので、恩恵は非常に大きいと思います。一般道オンリーの私も、たまに回すときには非常に爽快な気分を味わえ、チューニングの醍醐味をかみしめると共に、Jingによる「絶対的な安心感」に裏打ちされた究極ドライビングプレジャーを得ることができたと思います。

次に、私のような、サーキットを走らない、最高速を目指していない方々が気になる燃費についてです。○-○○○のときも普通に流して走っていると9km/Lちょっとぐらい、少しとばしても8km/L前後ぐらいでしたが、MoTeCにしてからは、+1km/Lぐらいになりました。できていませんが、2,500回転縛りにすればもっと燃費が伸びると思います。

通勤走行(一般道)

いつもの通勤ルートを走行していると、特に渋滞での低速走行、Stop & Goも非常にスムーズです。一つ気付いたのが、「エンストしにくい」ということです。半年ぶりぐらいにRに乗って、油断するとお恥ずかしながらエンストすることがあるのですが、極低回転でも確実に燃焼するために、そのようなタイミングでも粘り強く回転を続けます。一般道の走行に置いても、パーシャル域のアクセルを抜くところや微妙にアクセルを入れるところにも完璧にレスポンスしてくれます。本当に自分の足の動きを先読みされているような感覚はまだ抜けません…。 

踏んだときの加速に関してはもう語る必要がありません。というか、あっという間に加速するので、踏めません…。

峠道(吾妻スカイライン)

レポートを仰せつかったので、普通のシチュエーションだけでは申し訳無いと思い、思い切って峠に行ってみました。ヘタクソなので、偉そうなことは全く語れませんが…。判定ポイントは、標高が高い所での、コーナー前後でのエンジン状態でした。○-○○○は純正とは比べものにならないレスポンスやパワーを生み出しますが、標高が上がっていくと、前述のエンジンはその周辺の温度や気圧など様々な条件によって、少し完全燃焼からばらついているのが、排気音から分かります。ただ、パワーやレスポンスの体感的には、ほとんど変化は感じられません。いざ、MoTeC装着後同様の走りを平日の空いた峠道で行ったところ、コーナー侵入時ブレーキ→シフトダウン→脱出が○-○○○時に比べて本当に軽く、レスポンスが良いことが明確に分かりました。

したがってヒール&トゥーでもヒールでアクセルを煽る量が少なくなるため、シフトチェンジが軽快です。途中、急な斜面をどんどん駆け上がるところがあるのですが、○-○○○ですと、ほんの少しですが、コーナーをクリアする度に排気音が変わったりするところ、MoTeCは本当に全然変わらないんです。もちろん標高が高くなっていってもパワー感が全く変化する様子がありません。とにかく気持ちいいので、距離を走っていても楽しすぎて全然疲れません。慣れて来るとまたあの、自分の運転操作が包まれるように読まれている感覚がやってきます。これが本当のレスポンスなのかと思い知らされて、感動しました。

高回転を使って攻める?と、回転上昇が速いので、シフトチェンジが非常に忙しくなった印象です。エンジン音、エンジンフィール、シフトチェンジにおいて、全て角が取れた感じになりましたので、運転していて高速道路のときと全く同じで楽しさがかなりアップしました。標高が高い所の上りにおいても、エンジン回転のアップダウンにアクセル操作が良く付いてくる印象で、パワー感の変化ありませんでした。とにかく安定しています。

クランキング(エンジンのかかり)

何度か乗っていると、「あれっ?少し再始動のエンジンのかかりが悪い?」ということに気付きました。なにか調子が悪いという感じではなく、少しだけクランキング時間が長いかな?という感じでした。バッテリーも異常ないし、プラグも新品にしたばかりで、エンジン洗浄もしたばかりなのに、MoTeCの仕様かな?と思っていました。主治医に聞いたところ、クランクが回り始めてからシリンダー1番の信号を認識しないと噴射しないとか。クランキング時も燃料の量をきめ細かくコントロールしているとか・・・そんなことまでMoTeCは制御して、いつでも理想的な燃焼をエンジンにさせて、エンジンに不利なことを極限まで無くすことができると心の底から思えました。どこまでこのECUは完璧に制御できるのか?と驚いたと共に、これからの可能性にとても期待を抱かせてもらっています。

総評

MoTeCといえば、以前は高嶺の花の存在というか、高価すぎ&誰がセッティングするの?&本当に効果あるのか?という感じで、選択肢にすら入らない存在でした。今までは純正ECU書き換え・PowerFC・FconVproぐらいの選択肢かありませんでした。着実にさせていただき、○-○○○が最終形態かと思っていたところ、今回ご縁があってMoTeCについて本当に詳細に情報を集めたり、提供していただいて、思い切って導入させていただき、こんなに効果があるとは全く予想していませんでした。本当にやって良かったです。

しかもインジェクターも850ccなのに、アイドリングもあまりバラつくことなく、普通にアイドリングをし、排ガスも規制値を余裕でクリアしていることからも、MoTeCの制御力の高さが実証されています。これからのステップアップも全く安心して行えると考えると、決して高額ではなく、対費用効果は抜群であると自信を持って言えます。一般ユーザーの一人として書かせていただきました。

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