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ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。
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I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.2017.05.13
R35インジェクターの流用
意外に幅広いチューニング内容に対し使われていますが、気を付けなければなりません。
R35インジェクターは6ホール+6ホールの12ホールインジェクターですが、当然霧化を考慮した仕様です。
ゆえに粒子が細かく噴射した場合ガス化する量も多いと言う事です。他、壁流と言ってポートの壁に付着しガス化する部分も多いです。
それに比べ昔ながらのシングルホールは、粒子も大きく壁流もガス化しにくくシリンダーまで導かれる。
どちらが良いかと言えば当然多ホールインジェクターでしょう。但し今までのシングルホールの容量の考え方だと足らなくなります。
使い方を間違えるとエンジンにダメージを与える事になるでしょう。
弊社ではMoTeCを使用し、ポンカム+ブーストアップでR35インジェクターを使用した場合、インジェクターDutyで85%使用してしまいます。
ポンカム+SSタービン+ブースト1.0kの場合はイニシャル燃圧を3.5kまで上げてインジェクターDutyで92%近く使ってしまいます。特に燃料は濃くしていません。
更に問題は、国内ECUですとECUの通信速度が遅く、インジェクターの噴射時間が正確でない為に何故か余裕のある噴射時間が表示されてしまう。
32bit・64bitはECU内の演算処理速度でエンジンとの通信速度とは違います。
結構手前からインジェクターが全開状態になっていても余裕のある表示をしてしまう。だから足りてると思ってしまう。
そうなった場合6シリンダーに対する燃料の量は不均等であるはず。
これが見つけられたのは、インジェクターの容量がエンジン性能ギリギリだった為に見つける事が出来ました。
だから私はMoTeCを使用して良かったとつくづく思う。エンジンの安全と性能の両立が高い所で形になっている。
この安全と安心と性能はお客様の物になります。
最後にR35インジェクターの使い方を間違えないようにという話です。
R35インジェクターの流用
意外に幅広いチューニング内容に対し使われていますが、気を付けなければなりません。
R35インジェクターは6ホール+6ホールの12ホールインジェクターですが、当然霧化を考慮した仕様です。
ゆえに粒子が細かく噴射した場合ガス化する量も多いと言う事です。他、壁流と言ってポートの壁に付着しガス化する部分も多いです。
それに比べ昔ながらのシングルホールは、粒子も大きく壁流もガス化しにくくシリンダーまで導かれる。
どちらが良いかと言えば当然多ホールインジェクターでしょう。但し今までのシングルホールの容量の考え方だと足らなくなります。
使い方を間違えるとエンジンにダメージを与える事になるでしょう。
弊社ではMoTeCを使用し、ポンカム+ブーストアップでR35インジェクターを使用した場合、インジェクターDutyで85%使用してしまいます。
ポンカム+SSタービン+ブースト1.0kの場合はイニシャル燃圧を3.5kまで上げてインジェクターDutyで92%近く使ってしまいます。特に燃料は濃くしていません。
更に問題は、国内ECUですとECUの通信速度が遅く、インジェクターの噴射時間が正確でない為に何故か余裕のある噴射時間が表示されてしまう。
32bit・64bitはECU内の演算処理速度でエンジンとの通信速度とは違います。
結構手前からインジェクターが全開状態になっていても余裕のある表示をしてしまう。だから足りてると思ってしまう。
そうなった場合6シリンダーに対する燃料の量は不均等であるはず。
これが見つけられたのは、インジェクターの容量がエンジン性能ギリギリだった為に見つける事が出来ました。
だから私はMoTeCを使用して良かったとつくづく思う。エンジンの安全と性能の両立が高い所で形になっている。
この安全と安心と性能はお客様の物になります。
最後にR35インジェクターの使い方を間違えないようにという話です。