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ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。
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I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.2019.02.22
そんなにハードなチューニングはされていないBNR32でしたが、チューニングされた時期が結構前なのか、カムは東名の260°でこのカムも東名の初期型、タービンは32ニスモのようです。
カムのシムクリアランスの調整も予定に入っていましたので、クランクプーリーを外そうとすれば錆で外れず・・・
SSTを使ってもびくともしません(;^_^A それではとMoty'sの浸透剤を塗り1週間放置。
プーリーは何とか外れ、次にクランクギアが痩せて丸みを帯びていましたのでこれも交換とSSTを使っても外れなくて当然!錆びていますから~😅
そんな感じでクリアランス調整やバルタイが終わり、他の部品もチェックしながら組み上げて、次にMoTeC配線作業
今度はフロントインナーフェンダーが外れず・・・フェンダーの耳を折っているために普通にはインナーフェンダーが付かず、シリコン系のコーキング剤で接着されて外れません😱
今回は初めてですがMoTeCの配線をエンジンルーム内を通しました。
付いていたニスモ600cccの錆が酷く、ASNUインジェクター計測器で測定するとバラツキが酷い
弊社にあった中古のニスモ600ccを洗浄やバランス調整を確認した上で装着。
エンジンを始動するとエンジン仕様の割にはアイドリングのバラツキが酷く、燃料が薄い状態ではアイドリングせず(;^_^A
点検してみるとプラグ2本が不良でプラグ交換後はチョット症状は和らぐが基本的に変わらずの症状。
失火も疑いエンジン回転数を上げて、チョット負荷を掛けると強めの失火が表れる。
今回のエンジンにはかなり嫌われているようです。
パワトラを交換後失火は無くなりましたが、アイドリングの落ち着きがないのは変わらず状態。
各シリンダーのバラツキやスロットルバタフライのバラツキも出ているのでしょうね~
ここからがMoTeCの真骨頂🔥🔥🔥
噴射タイミングを変更したり、気筒別に何処の気筒が足を引っ張っているのかを各シリンダー毎にA/Fを変更しながらバランスの悪いシリンダーを見つけ調整。
これをそうですね~3日くらい調整をしたら気持ち良いアイドリングになりました。
でもセッティングはこれからです!回してから何も出ないと言い切れませんからね!
早速クーラント漏れがインテーク側の下あたりからポツポツとバンドを締め付けクリアー
お次はノックセンサー😅
MoTeCに入力される波形がおかしい・・・故意にノックが出るように調整しても波形が振れない?
前後のノックセンサーを交換して無事クリアー
燃調セッティングと言っても車両が古くなると色々な現象が出て来ますが致し方ない事。
セッティングといっても物語のように色々な事をクリアーしながら最終章に辿り着きます。
セッティングの奥深さをご理解下さい。
それもこれも、その様な症状がハッキリ出るのか分からない範囲で出ているのか見れるのもECU次第です。
ECUの能力が無ければそれすら表に出て来ません。
また正確に調整する事が出来なければ、直す事も出来ません。
それ次第で楽しく乗れたり、気になったりと大きく変わってくるわけですからECUの力は大きいですね👍
そんなにハードなチューニングはされていないBNR32でしたが、チューニングされた時期が結構前なのか、カムは東名の260°でこのカムも東名の初期型、タービンは32ニスモのようです。
カムのシムクリアランスの調整も予定に入っていましたので、クランクプーリーを外そうとすれば錆で外れず・・・
SSTを使ってもびくともしません(;^_^A それではとMoty'sの浸透剤を塗り1週間放置。
プーリーは何とか外れ、次にクランクギアが痩せて丸みを帯びていましたのでこれも交換とSSTを使っても外れなくて当然!錆びていますから~😅
そんな感じでクリアランス調整やバルタイが終わり、他の部品もチェックしながら組み上げて、次にMoTeC配線作業
今度はフロントインナーフェンダーが外れず・・・フェンダーの耳を折っているために普通にはインナーフェンダーが付かず、シリコン系のコーキング剤で接着されて外れません😱
今回は初めてですがMoTeCの配線をエンジンルーム内を通しました。
付いていたニスモ600cccの錆が酷く、ASNUインジェクター計測器で測定するとバラツキが酷い
弊社にあった中古のニスモ600ccを洗浄やバランス調整を確認した上で装着。
エンジンを始動するとエンジン仕様の割にはアイドリングのバラツキが酷く、燃料が薄い状態ではアイドリングせず(;^_^A
点検してみるとプラグ2本が不良でプラグ交換後はチョット症状は和らぐが基本的に変わらずの症状。
失火も疑いエンジン回転数を上げて、チョット負荷を掛けると強めの失火が表れる。
今回のエンジンにはかなり嫌われているようです。
パワトラを交換後失火は無くなりましたが、アイドリングの落ち着きがないのは変わらず状態。
各シリンダーのバラツキやスロットルバタフライのバラツキも出ているのでしょうね~
ここからがMoTeCの真骨頂🔥🔥🔥
噴射タイミングを変更したり、気筒別に何処の気筒が足を引っ張っているのかを各シリンダー毎にA/Fを変更しながらバランスの悪いシリンダーを見つけ調整。
これをそうですね~3日くらい調整をしたら気持ち良いアイドリングになりました。
でもセッティングはこれからです!回してから何も出ないと言い切れませんからね!
早速クーラント漏れがインテーク側の下あたりからポツポツとバンドを締め付けクリアー
お次はノックセンサー😅
MoTeCに入力される波形がおかしい・・・故意にノックが出るように調整しても波形が振れない?
前後のノックセンサーを交換して無事クリアー
燃調セッティングと言っても車両が古くなると色々な現象が出て来ますが致し方ない事。
セッティングといっても物語のように色々な事をクリアーしながら最終章に辿り着きます。
セッティングの奥深さをご理解下さい。
それもこれも、その様な症状がハッキリ出るのか分からない範囲で出ているのか見れるのもECU次第です。
ECUの能力が無ければそれすら表に出て来ません。
また正確に調整する事が出来なければ、直す事も出来ません。
それ次第で楽しく乗れたり、気になったりと大きく変わってくるわけですからECUの力は大きいですね👍