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ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。
Automatic translation / From Japanese to English >
I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.2021.02.26
32/33/34は燃料ポンプをコントロールするモジュレーターが付いています。
32はよくモジュレーターが壊れポンプが動かなくなったりしますよね~経験者も多いのではないでしょうか?
今では入手困難なパーツです(;^_^A
モジュレーターを使わず修理する方法は、燃料ポンプの電源をリレーを返して直接動かす方法で施工されている車両を見かけます。
この方法ですとエンジン始動時からポンプは全開で回っている状態です。
ポンプがアイドリングから全開で回っているとポンプも熱を持ち、タンク内の燃料を温め燃料温度が上がります。普通で40℃~50℃くらいは上がりますが、ポンプ全開で燃料タンク内のガソリンが少ない時は65℃を超えるんですよ。
またポンプ全開と言う事は、チューニング車によく聞くあの「ミィー」と言う音です。
室内で聞くと結構耳障りな音ですよね。
ポンプ寿命も短くなります
今ではポンプの価格も高騰していますの考えものです。
ポンプの話ばかりしましたが、純正のポンプモジュレーターの役目は、低回転・中回転・高回転でポンプの回転数を変化させ流量をコントロールします。
私が色々チューニングする中でポンプモジュレーターを使っていた時にモジュレーターのレスポンス遅れを感じました。
レスポンスの良いエンジンを作れば更にポンプ立ち上がりの遅れを感じるようになりました。
そこで純正のポンプモジュレーターの代わりにMoTeCのDHB(デュアルハーフブリッジ)を使いポンプをコントロールする事で、アイドリングでは静音で条件によりポンプ回転数をコントロールします。
デュアルハーフと言うだけあって、DHB1個でMAX10Aのモーターを2個使用出来ます。
但しポンプが古くなると全開で回っている時に10A超えたものを確認した事があり、DHB保護の為にポンプ1個に対してDHB1個にしています。
DHBはソフト上で3DMAPを組みレスポンス良くポンプを動かせます。
燃料温度を拾えればガソリンが温まる事で比重が変化しますので、それに合わせポンプ回転数も変えられますし、燃料温度上昇やポンプ本体の膨張により燃料圧力が低下すれば、圧力変動に合わせポンプ回転数も変化させられます。
DHBはMoTeCとの組み合わせで燃料ポンプや燃料の状態変化にも対応出来るんですよ。
電動ファンや電動ウォーターポンプにも使えますよ。
ミッションクーラーやデフクーラーをリレーでオンオフする使い方以外にDHBでポンプ回転数を制御出来ますので、一定温度の管理も出来るかな。
インタンクにポンプ1個の場合はDHB1個
インタンクにポンプ2個の場合はDHB2個
インタンクにポンプ1個でコレクタータンクにポンプ2個の場合はDHB3個
インタンクとコレクタータンクポンプを独立したポンプ回転数で使う事も可能です。
と言う感じで使います。
32/33/34は燃料ポンプをコントロールするモジュレーターが付いています。
32はよくモジュレーターが壊れポンプが動かなくなったりしますよね~経験者も多いのではないでしょうか?
今では入手困難なパーツです(;^_^A
モジュレーターを使わず修理する方法は、燃料ポンプの電源をリレーを返して直接動かす方法で施工されている車両を見かけます。
この方法ですとエンジン始動時からポンプは全開で回っている状態です。
ポンプがアイドリングから全開で回っているとポンプも熱を持ち、タンク内の燃料を温め燃料温度が上がります。普通で40℃~50℃くらいは上がりますが、ポンプ全開で燃料タンク内のガソリンが少ない時は65℃を超えるんですよ。
またポンプ全開と言う事は、チューニング車によく聞くあの「ミィー」と言う音です。
室内で聞くと結構耳障りな音ですよね。
ポンプ寿命も短くなります
今ではポンプの価格も高騰していますの考えものです。
ポンプの話ばかりしましたが、純正のポンプモジュレーターの役目は、低回転・中回転・高回転でポンプの回転数を変化させ流量をコントロールします。
私が色々チューニングする中でポンプモジュレーターを使っていた時にモジュレーターのレスポンス遅れを感じました。
レスポンスの良いエンジンを作れば更にポンプ立ち上がりの遅れを感じるようになりました。
そこで純正のポンプモジュレーターの代わりにMoTeCのDHB(デュアルハーフブリッジ)を使いポンプをコントロールする事で、アイドリングでは静音で条件によりポンプ回転数をコントロールします。
デュアルハーフと言うだけあって、DHB1個でMAX10Aのモーターを2個使用出来ます。
但しポンプが古くなると全開で回っている時に10A超えたものを確認した事があり、DHB保護の為にポンプ1個に対してDHB1個にしています。
DHBはソフト上で3DMAPを組みレスポンス良くポンプを動かせます。
燃料温度を拾えればガソリンが温まる事で比重が変化しますので、それに合わせポンプ回転数も変えられますし、燃料温度上昇やポンプ本体の膨張により燃料圧力が低下すれば、圧力変動に合わせポンプ回転数も変化させられます。
DHBはMoTeCとの組み合わせで燃料ポンプや燃料の状態変化にも対応出来るんですよ。
電動ファンや電動ウォーターポンプにも使えますよ。
ミッションクーラーやデフクーラーをリレーでオンオフする使い方以外にDHBでポンプ回転数を制御出来ますので、一定温度の管理も出来るかな。
インタンクにポンプ1個の場合はDHB1個
インタンクにポンプ2個の場合はDHB2個
インタンクにポンプ1個でコレクタータンクにポンプ2個の場合はDHB3個
インタンクとコレクタータンクポンプを独立したポンプ回転数で使う事も可能です。
と言う感じで使います。