GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング

GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング

GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング

Pick Up

REIMAX RB26用
ストリートカムシャフト

REIMAX RB26用  ストリートカムシャフト

純正タービンからN-1や GT-SSタービンまで、 幅広くカバー!

Nurエンジン分解の
詳細インプレッション

Nurエンジン分解の詳細インプレッション

バランス&重量合わせが、 これだけ出来れば凄い

Passion for R/GT-Rのチューニングにかける思いや情熱
定期メンテナンスで愛車を長く快適に・入部要項・Jingメンテナンス部

特定商取引法に基づく表記

製品のご注文について

Jing Blog's RSS

GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイングブログ

GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング 代表 前田仁

ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。

Automatic translation / From Japanese to English >

I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.

Jingタイミングカバー

2017.09.12

R'sMeetingに沢山のお客様が来店され、レスカバーについて沢山の質問を頂きました。

質問の内容で多かったのが現在付いている純正ECUやV-Proで使えるのか?

またセンサーレスカバーだけ売ってもらえるのか?

これだけつける事が出来るのか?と言う質問が多かったです。

詳しくは10月発売のGマガに記載されますが、MoTeC
によりエンジンがコントロールされていないと使えません。

弊社では以前から、と言うか純正ECUやV-Proやetc…ECUの頃から、クランク角センサーの信号があまりにも不安定で点火時期が暴れ、燃料噴射の不安定さに疑問を持ったり、6000rpm以上のエンジンの雑味などが気になり、センサーの特性やセンサーとECUの関係などを詳しくとことん調べた結果、MoTeCに辿り着きました。
(純正ECUやV-proがダメなのではなく、その信号を触る事が出来ないというのが理由です)
国産フルコンは「純正センサーの設定が入力されてるからポン付け簡単」MoTeCは「いちいちセンサー設定する必要があるけど、自分が設計したセンサーに最適化できる」という部分の違いですよね。
国産フルコンは、国産車にポンと接続できるのが最大のメリットで、安くもできています。ただ、そこよりも一歩奧に行ける分だけ、MoTeCは高い(笑)

それでは、冒頭に書いた純正ECUやV-Pro他ECUでは出来ないのかと言う事ですが、クランク角センサーの信号にも色々な波形やパターンがあり、その波形やパターンを変えてしまうとECUがその信号を認識出来なかったりする事でエンジンが始動しないといった方が簡単かもしれません。

MoTeCの場合は、どの様な信号やパターンでもセットアップ出来て、更にその信号特性の良い所を使ったり、その信号が悪ければ、良くなるように改造したりとMoTeCの通信速度の速さにより信号の分解能力の高さを生かし、一番良い状態を作り上げる事が出来ます。

付け加えれば、MoTeCでクランク角センサーの信号を見る事で、信号の精度をエンジンの何処が邪魔しているのか見つける事も出来ます。

その能力を持ったECUでなければ、このようなレスカバーまで来る事が出来ませんでした。

また、レスカバーについてもお客様の望む仕様により、必要が無い場合もあります。
それで、エンジンの仕様により、弊社ではステップを作りました。

ステップ1としてタイミングベルトやクランク角センサーの改造

ステップ2としてエンジン回転信号(ref信号)の精度アップとステップ1の併用

更に精度を上げRBとしては最上級のステップ3として初めてレスカバーの出番になります。
当然価格も上がる事はご理解下さい。

この様な内容についても反対の意見もあるでしょうけれど、私は20年以上前のECUの能力やセンサー類の精度を現在も維持する当時のRB26より、現代のエンジンと同様のECUの能力や信号の精度をRBに与える事でRB26エンジンがまだまだ進化出来る事を夢見て色々な事にチャレンジしているだけです。

テストも色々試みましたよ。信号精度を上げた事でRB26を9500rpmまで回し7000rpmから250rpm毎に点火時期や燃料噴射がきめ細かく正しく行えるかのテストですが、余裕で問題無くクリアー出来ました。
シングルビックタービンの様なタービンの力を借りて回しきるのではなく、それなりに小さなタービンでエンジンが回るかのテストですので間違いはありません。

長文になりましたが、信号の精度を上げようと思えば誰にでも出来ます。
だからGマガの取材も受けましたし、写真もOKにしました。
また、クランク角センサーレスに出来る様なECUも他にもあるでしょう。
しかし、私が最後までマル秘にしている事があり、それが信号精度を上げる為の最後の肝になります。その肝となる大事な事がMoTeCにしか出来ない事なんです。このマル秘だけは絶対に言いません(*^^)v

ステップ3をブーストアップであろうと、やりたいという要望があればそれは大歓迎です!
-------------------------------------------------------------------------------------------------
この動画ですが、先日のR'sMeetingにて、走るのが大好きなR34のお客様(タイムアタック仕様ではありません)が信号精度アップのステップ2仕様で走られました。
クリアラップが無い状態でしたのでストレートだけの画像ですが、最終コーナー3速で8500rpmまで回し、4速8500rpmから5速8300rpmでストレートエンドの画像です。

ここで分かってほしいのは、純正メーターでは無く、MoTeCのC127カラーディスプレーでの8500rpmですから純正メーターですと9000rpm表示してることになります。

当日ブースト1.5kに設定していましたが、連続走行で水温98℃・吸気温度70℃まで上がった為、MoTeCがエンジン保護の為に自動でブースト圧を1.35kまで落とした状態での走行になります。
聞き取りにくいエンジン音ですが高回転まで苦しそうなエンジン音にはなっていない事が分かると思います。

2017R'sMeetingフリー走行

 
次の記事 |  前の記事



お問い合わせはコチラ
お問い合わせはコチラ