Pick Up
ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。
Automatic translation / From Japanese to English >
I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.2018.05.30
R1タービン+RSEカム254+MoTeC ブースト1.2k
今日はこんな感じの性能が出ました。
高回転の伸びも良さそうなので、明日はレシオを変えて8000rpmくらいまで計測出来るようにしましょう。
R1タービンですがカタログ上は充填効率最大1.35kで103%ですが、カムの選択による排圧により大きく変わって来ます。
カムの作用角を上げれば、排圧が高くなり馬力のピークも7000rpmくらいまで下がるでしょうし、ブーストを一定に保つことが出来なくなり、高回転ではブーストが下がる傾向にあると思います。
そこで排圧をある一定以上は上げずに性能を出す事で8000rpm付近まで使えるエンジンになるという訳ですね。
排圧を上げればピークは下がるし、一次排圧も上がるのでノック誘発の手助けになってしまいます。
だからこそ全体のバランスを考えカムの作用角を決め、バルタイでコントロールした訳です。
低回転域のトルクの立ち上がりももう少し500rpmくらいかな・・・早くする事も可能ですが、高回転とのバランスを考慮した為に遅くなりました。
でも実際乗ると低回転は充分なトルク感とレスポンスはあります。そこはMoTeCの恩恵は大きいです。
R1タービン+RSEカム254+MoTeC ブースト1.2k
今日はこんな感じの性能が出ました。
高回転の伸びも良さそうなので、明日はレシオを変えて8000rpmくらいまで計測出来るようにしましょう。
R1タービンですがカタログ上は充填効率最大1.35kで103%ですが、カムの選択による排圧により大きく変わって来ます。
カムの作用角を上げれば、排圧が高くなり馬力のピークも7000rpmくらいまで下がるでしょうし、ブーストを一定に保つことが出来なくなり、高回転ではブーストが下がる傾向にあると思います。
そこで排圧をある一定以上は上げずに性能を出す事で8000rpm付近まで使えるエンジンになるという訳ですね。
排圧を上げればピークは下がるし、一次排圧も上がるのでノック誘発の手助けになってしまいます。
だからこそ全体のバランスを考えカムの作用角を決め、バルタイでコントロールした訳です。
低回転域のトルクの立ち上がりももう少し500rpmくらいかな・・・早くする事も可能ですが、高回転とのバランスを考慮した為に遅くなりました。
でも実際乗ると低回転は充分なトルク感とレスポンスはあります。そこはMoTeCの恩恵は大きいです。