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ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。
Automatic translation / From Japanese to English >
I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.2023.09.12
MoTeCの計算・処理スピードを分かりやすく説明します
前回もラムダ制御の処理スピードを書きましたがチャートにあるように全体的に見てもコントロールは安定していますが、もっと細かく見る事が出来ます
グラフはアイドリング時に急激にアクセルペダルを踏んだ時の空燃比制御です。
急激に踏んだ瞬間は一瞬薄くなり、その後センサー部分にガスが到着し空気と燃料の割合を判断します
判断材料は目標値からどれだけズレているかを計算しますが、その瞬間に正確に計算する能力とどのくらい燃料を減少させるかの計算とその答えを出力させる信号のスピードがECUの能力になると思います
チャートグラフにグレー色の〇で囲まれた部分は空燃比の濃さを瞬時に判断しているのと同時に減量する割合を計算しています
M600/M800系は瞬時に目標値に対して減量を計算しましたが、M1に比べ処理が遅かったために、空燃比を少し薄くしすぎ、もう一度濃くしているのが時間の経過で分かると思います。
このスピードでのラムダ制御の増量や減量などは体感出来ないレベルです。
エンジン回転数で言えば20rpmぐらいの変化率です。
MoTeCの計算・処理スピードを分かりやすく説明します
前回もラムダ制御の処理スピードを書きましたがチャートにあるように全体的に見てもコントロールは安定していますが、もっと細かく見る事が出来ます
グラフはアイドリング時に急激にアクセルペダルを踏んだ時の空燃比制御です。
急激に踏んだ瞬間は一瞬薄くなり、その後センサー部分にガスが到着し空気と燃料の割合を判断します
判断材料は目標値からどれだけズレているかを計算しますが、その瞬間に正確に計算する能力とどのくらい燃料を減少させるかの計算とその答えを出力させる信号のスピードがECUの能力になると思います
チャートグラフにグレー色の〇で囲まれた部分は空燃比の濃さを瞬時に判断しているのと同時に減量する割合を計算しています
M600/M800系は瞬時に目標値に対して減量を計算しましたが、M1に比べ処理が遅かったために、空燃比を少し薄くしすぎ、もう一度濃くしているのが時間の経過で分かると思います。
このスピードでのラムダ制御の増量や減量などは体感出来ないレベルです。
エンジン回転数で言えば20rpmぐらいの変化率です。