GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング

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GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイングブログ

GT-R(R32/R33/R34)のチューニング専門店-ジーイング 代表 前田仁

ジーイング代表、前田 仁(Jin Maeda)です。 これまで、メーカーのエンジンに対する考え方、パワーと耐久性とバランス、ボディ補強、サスペンションのセッティング、 コンピューターのセッティング等、車に関するあらゆることを学んできました。このブログでは、 日々の仕事の様子を中心に発信しながら、車に楽しく乗りたいと思っている方々に、それらをフィードバックしていきます。

Automatic translation / From Japanese to English >

I have added an automatic translation in the hope that it will convey at least some of the nuances.

ガスケットに対する弊社独自の持論

2024.01.05

     

INマニホールドG/K・スロットルG/K類を勉強

RB26純正ガスケットは紙ガスケットと呼ばれています。正確には紙だけではありませんが(笑)
紙ガスケットはガソリンが浸透し柔らかくなったり、熱でガソリンが蒸発し硬化したり繰り返し、膨張と縮小により破れる傾向にあると思う。

そこで社外製品はスチール板にニトリルゴムのコーティングを両面にして、更にビードを立てる事でシール性を向上させているように見受けられます。

見た目にはビードがシール性を高めているように見えます。
このメタルガスケットの構成は
○全厚 0.45mm
○スチール板厚 0.25mm
○ニトリルゴム厚 0.10mm両面
○ビード高さ 0.20~0.25mm
このビードがバネのような反発力を持っているかのように見えますが、実際はスプリングバックと言って弾性的な回復が起こって形状が戻る力はこのスチール板にはほぼありません。

ステンレスでしたらスプリングバックの力は強いです。これはヘッドガスケットに採用されています。
スロットルやINマニホールドの材質をステンレスにしてしまうと小さな凸凹のスプリングバックが強く、INマニやスロットルがガスケットの力に負け全密着しなくなります。
同時にINマニやスロットルに歪みが生じます

画像にあるビードが立っているスチール製ガスケットも取り付けてしまうとビードは潰れ、シールする為のスプリングバックは消去され、ただのスチール板になってしまいます。
強度があるだけの紙ガスケットとなんら変わらないものになってしまいます。

ビードが入っていない場所のガスケット全厚0.45mm
一度規定トルクで締め付けた後に外しビード部分を測定すると0.45~0.46mm
ビードがシール性を高めている事はありませんでした。気休め程度?

それでは何がシール性を保っているのかと言うと最初に書いたニトリルゴム厚0.10mmがシールしているだけと言う事になります。

私なりに考えるとニトリルゴム0.10mmでは相手側の歪みや面相度が悪い場合はシール性が更に低下し漏れやすいのでは無いでしょうかね?

上記内容は弊社の考え方に基づきテストし答えを導き出しました。

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