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クラセンレス(クランク角センサーレス)Passion for R GT-Rにかける思いや情熱など

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Passion for R

ブログ記事から注目記事をピックアップし加筆修正してお届けします。私、前田の視点でGT-Rのチューニングにかける思いや情熱などを、様々な角度からお伝えしています。Jing 代表 前田 仁

背景はGT-Rマガジンに掲載された写真を拝借

クラセンレス(クランク角センサーレス)since2018 Jingからはじまるエンジンの進化形

クラセンレス

2020.01.29

クラセンレス(クランク角センサーレス)Jing クラセンレス

クラセンレスのきっかけはMoTeC

今から5~6年前、MoTeCを使い始めました。MoTeCを使い始めた理由は、以前使っていた社外ECUの能力の低さです。このECUも長年使い続けたからこそ見えて来た訳であって、はじめは絶大な信頼を持ち使い続けていました。

ですが使って行く中で不満点が沢山出てくるようになり、この原因はECUなのかエンジン本体なのか判別する術が無く使い続けていました。私も何が原因なのか知りたく、MoTeCを使ってみたというのが始まりでした。


クランク角センサーの信号精度を
上げる事に着目

初めてMoTeCを使うにあたり、これまで見たことのないソフトウェアーを使うことになりましたが、何故か違和感なく、分からない所は電話で煩いほど聞きながら覚えていきました。一番最初のMoTeCから、今まで使っていたECUの能力不足が原因だと分かりました。

MoTeCを使い始めてからは、RB26エンジンの弱点や取り付けるパーツの特性や能力まで見分ける事が出来るようになりました。まず純正のクランク角センサーの信号精度が著しく低いことに気が付き、基本中の基本であるクランク角センサーの信号精度を上げる事に着目した訳です。

この信号の精度が上がらない限り、正確な点火タイミングや燃料噴射・噴射タイミングなどあり得ないと思いクランク角センサー信号精度の向上を追い求めていきました。その結果、究極のエンジン仕様、クランクセンサーレスにたどり着きました。

2017年には9,000rpm回そうが信号精度がブレる事なく使えるまでに仕上げ10台以上走っています。現在ではエンジンの仕様や目的に合わせステップ1,2,3と取り揃えています。

(有)ジーイングテクノエンジニアリング代表 前田 仁

(不満点の)原因を知りたく、MoTeCを使ってみたとのが始まりでした(中略)試行錯誤の末、純正のクランク角センサーの信号精度が著しく低いことに気が付き、基本中の基本であるクランク角センサーの信号精度を上げる事に着目した訳です。(中略)クランク角センサー信号精度の向上を追い求めていきました。

Passion for R

今月のコメント
クランク角センサー信号についての記事

弊社のブログで、2017.07.25にはクランク角センサー信号に対する記事を書き始まっ ています。信号精度に関するブログをピックアップしておきますので、お暇な時に読んで頂ければ幸いです。

クラセンレス正式名称:クランク角センサーレス

クランク角センサーはクランクシャフトの回転角を上死点基準で検出するセンサー(中略)エンジン回転数とクランク位置(回転角)をコンピューターで算出し、エンジンを制御する[ここまでweblio辞書より引用]このクランク角センサーが無いことを「クランク角センサーレス」あるいは略して「クラセンレス」と呼ぶ。

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