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feature article特集
背景はGT-Rマガジンに掲載された写真を拝借
2020.01.29
今から5~6年前、MoTeCを使い始めました。MoTeCを使い始めた理由は、以前使っていた社外ECUの能力の低さです。このECUも長年使い続けたからこそ見えて来た訳であって、はじめは絶大な信頼を持ち使い続けていました。
ですが使って行く中で不満点が沢山出てくるようになり、この原因はECUなのかエンジン本体なのか判別する術が無く使い続けていました。私も何が原因なのか知りたく、MoTeCを使ってみたというのが始まりでした。
初めてMoTeCを使うにあたり、これまで見たことのないソフトウェアーを使うことになりましたが、何故か違和感なく、分からない所は電話で煩いほど聞きながら覚えていきました。一番最初のMoTeCから、今まで使っていたECUの能力不足が原因だと分かりました。
MoTeCを使い始めてからは、RB26エンジンの弱点や取り付けるパーツの特性や能力まで見分ける事が出来るようになりました。まず純正のクランク角センサーの信号精度が著しく低いことに気が付き、基本中の基本であるクランク角センサーの信号精度を上げる事に着目した訳です。
この信号の精度が上がらない限り、正確な点火タイミングや燃料噴射・噴射タイミングなどあり得ないと思いクランク角センサー信号精度の向上を追い求めていきました。その結果、究極のエンジン仕様、クランクセンサーレスにたどり着きました。
2017年には9,000rpm回そうが信号精度がブレる事なく使えるまでに仕上げ10台以上走っています。現在ではエンジンの仕様や目的に合わせステップ1,2,3と取り揃えています。
(不満点の)原因を知りたく、MoTeCを使ってみたとのが始まりでした(中略)試行錯誤の末、純正のクランク角センサーの信号精度が著しく低いことに気が付き、基本中の基本であるクランク角センサーの信号精度を上げる事に着目した訳です。(中略)クランク角センサー信号精度の向上を追い求めていきました。
弊社のブログで、2017.07.25にはクランク角センサー信号に対する記事を書き始まっ ています。信号精度に関するブログをピックアップしておきますので、お暇な時に読んで頂ければ幸いです。
クランク角センサーはクランクシャフトの回転角を上死点基準で検出するセンサー(中略)エンジン回転数とクランク位置(回転角)をコンピューターで算出し、エンジンを制御する[ここまでweblio辞書より引用]このクランク角センサーが無いことを「クランク角センサーレス」あるいは略して「クラセンレス」と呼ぶ。